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オリジナル&注文家具の製作工房 「Heart Craft」の木工日記
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プロフィール
HN:
加藤晴子
性別:
女性
職業:
木工作家
自己紹介:
あったらいいな、の家具や遊具をめざしてコツコツと家具作りに勤しむ毎日です。
木工と趣味が合わさって
太鼓台ドットコム(太鼓台とバチの通販ショップ)を
開店いたしました。太鼓台とバチ好評発売中!

自己紹介はこちら →http://www.maroon.dti.ne.jp/hr-craft/
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先日投稿しました蟻継ぎですが、
机の本体部分と組み付けし、塗装が完了しました。
この写真は、後から見たものです。
台形の溝を埋めるため、このような処理になります。
よく見ると台形のパーツが見えてます。



蟻ホゾがゆるくては、動きすぎてしまうし、きつくてもよくないです。
天板に使った木が、季節によってどの程度動くかが、問題です。
クリアランスはとってありますが、あまり動くとこの台形は、
押し出されてしまいます。

以前に作ったタモのテーブルの天板は、反り止めしてなく
組み付けたことがあります。
いまだに季節によって伸びたり縮んだりしています。
木の収縮、吸放湿ってホントすごいですね。
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天板の蟻継ぎは、木端に台形のカタチが見えてきてしまうので、
どうにかならないものかと、考えてます。
ベストな蟻桟は互い違いに入れるのですが、
やはり、手前にみえたくないので、
同じ方向から入れています。

まだ、問題は起きてません。
蟻桟を入れて、その台形の穴をうめる埋木は、
結構シビアで難しいです。


入れたら、あとは削ってぴったりに。

きつからず、ゆるからず。
木目と直角方向に入れるので、きついと途中で割れてしまいます。
ゆるいと、出てきてしまうし。
シビアです。

今まで、デスク類の天板と幕板を留めるときには
駒留めを使ってました。
ドイツの木工教科書に、駒留めが最適とあったし、
簡単な割にはしっかりと吸い付くように留まるので。

でも、やっぱり季節の湿度変化で幅広の板は心配ですよね。

私の工房での道具も限られているのでやや不安でしたが、
機械類をきっちり微調整してテストしたら、
全然問題なくうまいこといきました。



蟻桟用治具の勾配もばっちり1/300でいけました。



きっちりと、パチンとが大好きです。














ここのとこ、子供がインフルエンザに感染したり、
ぜんそくが出たりと、病院通いに忙しいです。

おまけに学校が休校になりました。
50人もインフルエンザです。大変です。

さらに、私も胃炎ぎみです。
中ニの長男がおかゆ作ってくれました。

中ニ長男と小五の次男で夕食作りました。
ラーメンです。
えらいです。
うれしいです。

早く落ち着くといいです。
健康が一番ですね。

で、なんとか、やっとデスク組めました。

体力がないとね。
楢材のデスク天板を削りました。
反りも出てないし、はじめはきれいに見えていたのですが、
途中から、虎斑の模様に沿って割れが出てきちゃったのです。
それも、いっぱい。

いやー、困りました。中で割れちゃったのでは、
どうにもなりません。これじゃ、使えません。

でも、ダメにするのももったいないので、
さらに削ることにしました。

裏表、慎重に削り進めると、なんとか、なんとか
使える面が出てきました。
ホントよかったです。



楢は、乾燥方法には気をつけないと。

制作中の学習デスクが、パーツできまして
接着に入りました。



年末年始にかけて何かと用事が重なり、
遅れていますが、これからダッシュします。

いつも、段取りが失敗して
どうも計算通りに進行していけません。
雑用を優先してしまいます。
ダメです。

でも、今年は『時間をうまく使う』を実行します。
あと、早寝早起きします。
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