今週末、西岡常一さんのドキュメンタリー映画
『鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言』が封切りされ
さっそく、将来大工になりたい次男13才を連れて観に行ってきました。
西岡氏は、世界最古の木造建造物『法隆寺』の昭和の大修理の棟梁ですが、
真摯に仕事に向かうその生き様に、改めて大きく感銘を受けました。
残念ながら、西岡さんは、他界されましたが、
この宮大工の技術文化は、次世代に継承されることを
心から願うばかりです。
初日ということもあり、山崎監督のあいさつもあったり、
場所をかえてトークライブもあったり。
次男も食い入るように観ていたようで、
かっこいいね、槍がんな。
かっこいいね、魂を木に込めるって。とか。
法隆寺は、607年に建立だそうですが、その柱は樹齢1000年クラスの
ひのきです。もちろん国産です。
そのころの日本の山には、そんな大木の原生林があったのですね。
西岡さんの晩年のお仕事は、薬師寺の塔と金堂と回廊です。
その木ごしらえに4年かけてます。
ひのきの仕上げは、槍がんなです。
この作業は、うちの次男の琴線にふれたようです。
この映画、東京では
渋谷のユーロスペースのみの上映です。
興味ある方はぜひ!。
PR