製作中の家具が、いよいよ塗装を迎え、部分塗装して組み立て接着、であります。
この乾燥中の週末に、かねてから行きたかった四国は高松に行ってきました。
目的地は、高松市牟礼町。
牟礼町には、あの
ジョージ・ナカシマ氏の記念館と
イサム・ノグチ氏の庭園美術館があるんですね。
なんと、同じ町に。
で、ちょっとフェリーで瀬戸内海の直島に行けば、
あの安藤忠雄氏設計の
地中美術館もあるんです。
というわけで、この3ケ所を1日半、
駆け足で、廻ってきました。
そう、今から25年前。新宿の小田急ハルクで『ジョージ・ナカシマ展』を
偶然見て以来、ナカシマ氏を勝手に『師』とあおぎ、
本や写真集なんかみて、このカーブ、椅子の脚のタテヨコ比いいなあ、と。
特に、コノイドチェアの厚みのバランスがとっても好きです。
作業場を、ぜひのぞきたいとちょこっとお願いしたのですが、
千葉県からきたのですが、とお願いしたのですが、
やっぱりダメでした。
でも、記念館には、初期のナカシマ氏作家具が
いくつかあったり、デッサンや写真の展示。
また、スタッフの方が丁寧に説明してくれたりと、
見ると、ドッと情報が入ってきて、
行ってホントによかったです。
ナカシマ氏のすばらしいバランス感覚、木への愛情、
もの作りへの精神などと
桜製作所さんの確かな技術が、みごとに合体して
長年作りつづけられていてすごい。
ナカシマ氏のデザインした家具を45年もです!
ナカシマ氏は、日本よりも海外の方が
知名度が高いらしいです。
古い作品がコレクター間で
高い値段で売買されているらしい。
代表作のコノイドチェアは、
座り心地よいです。
いつか、ほしいです。
あんな、バランス、作ってみたいです。
いつの日か、ナカシマ氏のコノイドスタジオ(ペンシルバニア州)にも
行ってみたいですね。
というわけで、ジョージ・ナカシマ記念館見学、終了です。
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